1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

光パワーメータ選択ガイド

用途・環境・検査条件に応じて最適な光パワーメータを選定いただけるよう、装置タイプ・機能特性などの観点から比較・解説しています。このガイドを通じて、導入目的に合った装置を効率よく選定いただけます。

据置型モデル

主に生産・製造ラインでの検査用途に適したパワーメータのラインナップです。
測定レンジ測定時間に違いがあるため、目的や使用条件に応じて適切な製品をご選定いただけます。

    • OPM-200

      850~1700nmの広い波長範囲と-80~8 dBm の広いダイナミックレンジで正確な測定が可能なベンチトップ型光パワーメータです。フロントパネルに2個の光検出器を有し、リアパネルにリモートヘッドを2台まで接続することで、最大4個の光検出器で構成できます。また、多芯光ファイバや大口径ビームにも対応した積分球オプションも選択いただけます。

 

        • OPM-150

          最大24チャンネルを同時に測定できるコストパフォーマンスの高いマルチチャンネル光パワー メータです。光パワーの同時測定機能により、光パワーの異常チャンネルを即座に特定できるため、要求の厳しい生産、および、研究開発用途にとって理想的な機器となります。USBの他にイーサネット通信にも対応しており、専用ソフトウェアにより簡単に自動測定とデータのエクスポートを行うことができます。

 

  • OPM1

 高感度・高精度な光検出を実現するモジュール製品です。
 用途やシステム構成に応じて、1チャネルから最大4チャネルまでの検出器を1つのモジュールに集約可能。

 

  • OPM2

 瞬時に変動する光信号の測定において、従来の測定器では困難であった高速かつ高精度なパワー取得を実現できる高速光パワーメータです。
 最大10KHzの連続測定に対応しながら、+10dBm ~ -70dBmという広ダイナミックレンジを確保。
 DWDMやAWG、WSSといった光受動部品のスキャン測定や、光ネットワークモニタリング、高速生産ラインでの自動テストに最適です。

 

  センサ種 波長幅 測定レンジ パワー分解能 平均時間 サンプリングタイム サンプリングレート(最大) 波長分解能 最大チャンネル数
OPM-200 2mm InGaAs 850 ~ 1700nm 8 ~ -80dBm   0.001dB 50µs ~ 1s 1MHz  1nm  4
積分球(InGaAs) 30 ~ -50dBm 
OPM-150 1mm InGaAs 830 ~ 1700nm 6 ~ -72dBm  0.001dB  12.5ms 80Hz 24
 3mm InGaAs 3 ~ -72dBm 
5mm InGaAs 0 ~ -65dBm
10mm
InGaAs
 
0 ~ -55dBm
2mm HP
InGaAs 
27 ~ -40dBm
3mm Silicon 400 ~ 1100nm 0 ~ -65dBm
10mm Silicon 3 ~ -50dBm
OPM1 2mm InGaAs 850~1650nm 10 ~ -75dBm 0.001dB 10us~1s   1nm 4
OPM2 2mm InGaAs 850~1650nm 10 ~ -75dBm 0.001dB  ー 10Khz 0.1nm 4
※:InGaAs の標準選択可能波長は850, 980, 1300, 1310, 1490, 1550, 1625であり、Silicon の標準選択可能波長は480,630,650, 850, 980,1080です。

OPM-200

Santec California Corporation

OPM-150

Santec California Corporation

OPM1

Dimension Technology

OPM2

Dimension Technology

ハンディ型モデル

主に光施工や保守現場での検査用途に適したパワーメーターのラインナップです。
特徴や使用環境に違いがあるため、目的や使用条件に応じて適切な製品をご選定いただけます。


  • OPMシリーズ
    堅牢な IP54 準拠の筐体により、シングルモードおよびマルチモードネットワークでの試験において高い信頼性を発揮します。絶対測定および基準測定により、ロスバジェットや挿入損失を迅速かつ正確に評価できます。絶対パワー測定はシステムが規定のパワーレンジ内で動作していることを確認するために使用され、基準または相対パワー測定は、減衰、分散、反射などの要因によるパワーレベルの変化を検出するために使用されます。



  • 560XL-EMI
    このモデルは非 EMI バージョンと同等の光学的および機械的性能を備えており、シングルモードおよびマルチモード光ファイバリンクにおける絶対光パワー測定や損失試験に使用することができます。EMI 対応仕様により、MIL-STD-461E に準拠した過酷な EMI 環境下においても測定を実施することが可能です。



  • Cシリーズ
    単波長から複数波長対応モデルまで、豊富なラインナップ。タイマー自動測定機能で、長期測定可能。 1本のファイバに混在する複数波長を識別して測定複数波長でも指定した波長のみを測定できます。


  センサ種 校正波長 パワーレンジ パワー分解能 電源 防塵・防水規格※1
OPMシリーズ InGaAs 850, 980, 1270, 1300, 1310, 1490, 1550, 1577, 1625, 1650nm -65 ~ +10dBm  0.01dB 9Vアルカリ電池※2
-50 ~ +27dBm
Silicon 650, 780, 850nm 30 ~ -50dBm  1.5V単3電池2本 ×
560XL-EMI  ー 850, 1300, 1310, 1550nm +3 ~ -60dBm  0.01dB 1.5V単3電池2本 ×
Cシリーズ InGaAs 850,1300nm +3 ~ -60dBm  0.01dB   充電式リチウム電池 ×
850, 1310, 1490, 1550, 1625nm +3 ~ -60dBmまたは
+23 ~ -40dBm
1310,1490,1550nm
1310,1470,1490,1510,1530,1550,
1570,1590,1610nm
+3 ~ -60dBmまたは
+13 ~ -50dBm
1470,1490,1510,1530,1550,1570,
1590,1610nm
Silicon 650nm +3 ~ -60dBmまたは
+23 ~ -40dBm
※1:IP54
※2:付属品には含まれていませんが、1000mAhリチウム電池・9V ACアダプタにも対応可能です。

OPMシリーズ

Tempo communications

560XL-EMI

Tempo communications

Cシリーズ

Appointech

USB型モデル

 

  • OPM-110
    USBでPCに接続すると、給電および動作が可能な光パワーメーターです。光パワーの絶対値、および、挿入損失 (IL) を正確に測定します。 LC、SC、FC などのコネクタで終端されたファイバの測定に最適です。 また、広い面積のディテクタにより、MPO などの高密度コネクタの評価にも使用できます。


  センサ種 波長幅 測定レンジ パワー分解能 サンプリングタイム
OPM-110 1mm InGaAs 850 ~ 1650 nm 6 ~ -72dBm  0.001dB 50ms
 2mm InGaAs HP 27 ~ -45dBm 
3mm InGaAs 3 ~ -72dBm
5mm InGaAs  0 ~ -65dBm
10mm InGaAs 0 ~ -55dBm
3mm Silicon 400 ~ 1100nm 0 ~ -65dBm

OPM-110

Santec California Corporation

CONTACT

お問い合わせ

ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが迅速に対応し、最適なご提案をいたします。
お客様のニーズに合わせたご案内をさせていただきますので、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お電話での
お問い合わせ

03-5608-1315

9:30~17:00 ※土日・祝日除く