偏波モード分散
偏波モード分散(PMD)測定器とは、光ファイバー中における二つの直交偏波モード間の伝搬遅延差(DGD)を定量評価する装置です。ファイバーの微細な非対称性や外部応力により生じるこの遅延差は、10 Gb/sを超える高速伝送システムにおいて、信号歪みやビットエラーを引き起こす主要因となります。当該装置によるPMD値の正確な把握は、光ファイバーの出荷検査、伝送路設計、品質管理において不可欠です。特に高速・広帯域・WDM/DWDMシステムでは、信頼性確保のための核心的評価項目です。
偏波モード分散一覧
PMD500
光ファイバーの偏波モード分散(PMD)を測定し、0.005 psから60 psの範囲をカバーする2つの測定方法を備えた測定器です。DGDのスキャンは最大200 psまで対応しています。

