多心光ファイバの極性を簡単に検査する装置です。
素早く正確に、最多72チャンネルの極性を検査。ソフトウェア制御もできます。
製品特長
- 極性検査をソフトウェア制御、CSVデータ保存できる
- 検査結果をリアルタイム表示
- 3.5 インチタッチスクリーンに判定を色別表示でわかりやすい
- 光源が通信波長帯のため、長尺ケーブルにも対応
- サンプルから極性を取得できる
- SM, MM 光ファイバに両対応
- 2~24,2~32,2~72 チャンネル対応(モジュール変更による)
- フェルールは非接触で傷つきにくい
- 垂直でも水平でも設置できる
- プラットフォーム/モジュラーデザインのため高い拡張性
- 20dB ダイナミックレンジ
主な用途
- 多心 MPO, MTP の極性検査
- 多チャンネル光コンポーネントの極性検査
- 光モジュールの極性検査
機能・詳細
- ソフトウェア制御、データ保存ができる(動画)
- 簡単操作、リアルタイムに極性検査
- リアルタイム検査結果
- 長尺ケーブルの検査も可能
- サンプル学習機能
- SM, MMファイバに両対応
- プラットフォーム、モジュラーデザイン
- 2~24, 2~32, 2~72 チャンネルに対応
- 非接触接続
- 垂直、水平置きに両対応
- 20dB のダイナミックレンジ
本体のカラーディスプレイの他、PCを接続し、ソフトウェア制御で動作することが可能です。ボタン操作で任意のタイミングでデータ保存ができ、データの管理、共有が簡単です。データはExcel等で扱いやすいCSV形式です。
1. 測定タスクの選択
既定(ストレート、クロスオーバー、ペアワイズ)の測定タスクから選択します。検査タスクは編集もできます。
2. 光ファイバの接続
コネクタを接続すると、判定結果がリアルタイム表示されます。
3. 測定結果の表示
正常は緑、エラーは赤、破損は黒で表示。一目でわかるカラー表示。番号も表示されるため、どのようなエラーか迷うこともありません。
検査を完了し、結果を表示するまでわずか50ミリ秒(24心の場合)。必要な操作はコネクタの接続と「実行」のみで簡単です。
光源に1310nmの通信波長帯を採用しているため、長尺ケーブルの極性検査が可能です。可視光の目視による検査が不可能な場合にも対応します。人体に影響の少ない波長域、かつ周囲に光が漏れない構造のため、安心して検査することができます。
既存の対象物(サンプル)を接続するだけで、極性マップを読み込み、保存することができます。サンプルがあれば、簡単に同一のマップ構成を構築できます。
ほとんどの機能でシングルモードファイバ(SM)とマルチモードファイバ(MM)の両方に対応しています。
独立したモジュールを交換することで簡単に仕様変更が可能なモジュラーデザインを採用。チャンネル数の変更や異なる検査に対応できる高い拡張性があります。
モジュール交換で、2チャンネルから24チャンネル、32チャンネル、最多72チャンネルの検査ができます。
検査装置や検査対象物を損傷から守るため、フェルールは非接触で接続します。UPCとAPCコネクタに両対応。
垂直置き、水平置きの両方で動作するため、設置スペースや動作環境に応じた運用ができます。
ダイナミック・パワーレンジは20dB。高減衰な検査が可能です。
仕様
型番 | FPT1024A | FPT1032A | FPT1072A |
チャンネル数 | 2~24ch | 2~32ch | 2~72ch |
光入出力 | 2×MT12 | 2×MT16 | 6×MT12 |
検査時間 | 0.05秒以下 | 0.1秒以下 | |
ファイバ種 | SM/MM | ||
感 度 | 20dB以上 | ||
光出力(最大) | -12dBm(クラス1~1M相当) | ||
外部接続 | USB2.0, Ethernet | ||
動作温度 | +10℃~+40℃ | ||
保管温度 | -40℃~+70℃ | ||
電源 | 90~260V AC | ||
サイズ | 359mm × 275mm× 115mm | ||
重量 | 4.05kg | ||
メーカー | Dimension Technology(中国) |
ラインナップ
外観 | 型番 | 仕様 | |
FPT1024A | 24チャンネル | 見積り依頼 | |
FPT1032A | 32チャンネル | 見積り依頼 | |
FPT1072A | 72チャンネル | 見積り依頼 |