シングルファイバートランシーバー
シングルファイバートランシーバーとは、わずか1本の光ファイバーを用いて、送信と受信の双方向通信を実現する製品です。送受信に異なる波長を使用する波長分割多重(WDM)技術により、1本のファイバー資源で完全な双方向通信が可能になります。この方式の最大の利点は、ファイバー資源と配線コストを大幅に節約できることです。既存ファイバーの空きが少ない環境や、新規敷設が困難な場合、コスト抑制が重要な場合に特に有効で、アクセス網、FTTx、メトロイーサネット、5Gフロントホールなど、ファイバー本数に制約のある幅広い用途で採用されています。一方、設計・運用面ではいくつかの考慮点があります。双方向通信を1本のファイバーで行うため、波長の割り当てとモジュールのペア管理が必要です。また、送受信が別ファイバーの方式に比べ、設計の自由度や異なるベンダー間の互換性に制約が生じる場合があり、同一仕様のモジュールをペアで使用することが推奨されます。
当社では、短距離から中距離までの多様な通信・産業ネットワークに対応し、ファイバー効率を重視する用途に最適なシングルファイバートランシーバーを幅広くラインナップ。お客様の具体的な使用環境と要件に基づき、最適な製品をご提案いたします。
シングルファイバートランシーバー製品一覧
1×9ピン シングルファイバー トランシーバー
1×9ピンインターフェースを採用し、1本の光ファイバで送受信を行うシンプルで省配線なトランシーバー製品です。

SFF 2×5ピン シングルファイバー トランシーバー
コンパクトなSFFフォームと2×5ピン構成で、省スペース機器にも適した単芯ファイバ対応トランシーバー製品です。

SFP MSA シングルファイバー トランシーバー
SFP MSA規格に準拠し、1本の光ファイバでの双方向通信を実現する高互換性のトランシーバー製品です。

SFP DD シングルファイバー トランシーバー
次世代高速通信に対応するSFP-DD規格で、省配線と高密度実装を両立した単芯ファイバー対応のトランシーバー製品です。
