1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

導入事例

記事公開日

DWDM広帯域光損失測定システム

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

顧客概要

国内の光コネクタ加工メーカー様。
主に光ファイバ端末加工やDWDM関連の受動部品(カプラ、WDMデバイス等)の製造・開発を展開。

導入前の課題

  1. 新規生産ラインの立ち上げに伴い、高精度かつ即時導入可能な測定システムを検討
  2. 汎用の単体光測定機では仕様・柔軟性ともに不十分
  3. 自社開発のノウハウがなく、トライ&エラーによる時間損失を避けたい
  4. 測定結果は、既に運用している生産テンプレートに自動反映させたい
  5. 生産スケジュールがタイトなため、できるだけ早期にシステムを構築・運用開始したい

導入内容

以下の機器を組み合わせたDWDM対応・広帯域光損失測定の自動化システムを導入:

  • TSL-570(波長可変レーザ光源)× 2台
  • OSX-100(光切替ユニット)
  • OPM-200(光パワーメータ)
  • スプリッタパネル
  • LANスイッチ
  • 制御PC
  • 専用測定ソフトウェア(テンプレート連携対応)

選定ポイント

  1. 複数波長帯(TSL-570 ×2)をカバーし、広帯域DWDM測定に対応
  2. 測定波長の切替・記録をソフトウェアから完全自動制御
  3. 既存テンプレートに測定結果をダイレクトに反映可能な出力形式をサポート
  4. ハードウェア操作が不要で、誰でも操作できるGUIと測定フロー
  5. 測定システム全体が一括で納入・調整され、即座に運用開始が可能

システム構成

TSL-570(光源 A)──┐
                                               ├→ OSX-100 ─→ DUT(被測定デバイス)─→ OPM-200 → LAN → PC
TSL-570(光源 B)──┘
▼補足:

  • スプリッタパネルを介して同一系統でOPM入力へ接続
  • 測定ソフトウェアにて、波長制御・測定実行・データ記録を一括管理
  • 2台のTSLはそれぞれ異なる波長帯を担当し、広帯域掃引を実現

導入効果

  1. 導入当日から即稼働が可能となり、生産スケジュールに余裕が生まれた
  2. 測定手順の自動化により、作業者の教育・習熟が不要に
  3. 自社テンプレートへの即時出力により、レポート作成工程が完全に省力化
  4. トライ&エラー工程の回避により、開発時間と品質リスクを最小化
  5. 市販機単体では実現できなかった要求仕様を、フルカスタマイズでクリア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT

お問い合わせ

ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが迅速に対応し、最適なご提案をいたします。
お客様のニーズに合わせたご案内をさせていただきますので、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お電話での
お問い合わせ

03-5608-1315

9:30~17:00 ※土日・祝日除く